COLUMN
2017.11.01
「座るだけ」でこんなにスゴイ!驚くべきバランスボールの8つの効果
バランスボール、持っていますか?
健康によさそうだからと1個買ってみたものの、部屋の隅で邪魔になっている…もしくは、空気を抜いて押し入れの奥にしまい込んだまま…
うんうん、よくありますよね。
でもそれ、あまりにももったいなさ過ぎますよ!
だって、バランスボールってすごいんです。
別に、頑張って毎日筋トレやストレッチに使おうとしなくてもいい。
なんと、椅子代わりに座るだけで、私たちの健康や体型に目覚ましい貢献をしてくれるんです。
今持っている身体の悩みのほとんどが、バランスボールに座るだけで解消してしまうかも?!
バランスボールに「座るだけ」で得られる、驚きの効果を見ていきましょう。
驚きの効果① 体幹のインナーマッスルが鍛えられる!
バランスボールに座ってみると、椅子に座るのとは違ってグラグラします。丸くて不安定なので、当然ですね。
椅子に座っている時のように筋肉の力を全部抜いてダラーっとしていると、転げ落ちてしまいます。
座っているためには転げ落ちないようにある程度力を入れなければいけないわけですが…その時力が入っているのが、体幹(胴体の筋肉)部分。
お腹や背中の筋肉を、座る姿勢をキープするだけで、常にしっかり使うことになるのです。
激しい運動をしてもなかなか鍛えにくい、深層部分の筋肉「インナーマッスル」が、座るだけでまんべんなく鍛えられ、強化されるんですね。
驚きの効果② 代謝が上がり、脂肪を燃焼させやすい身体をつくる!
インナーマッスルが鍛えられることで、自然と代謝があがり、脂肪を燃焼しやすい体質に身体を作り変えていくことができます。
脂肪を燃焼しやすい体質になれば、身体に脂肪を溜め込まないので、食べても太りにくくなります。
普段使っている椅子をバランスボールに変えるだけで太りにくい体質になる…夢のようですね。
驚きの効果③ 美しい姿勢が手に入る!
バランスボールから落ちないようにするには、骨盤をしっかりと地面と垂直に立て、お腹と背中に力を入れる必要があります。
これは、身体にとって理想的な姿勢。
この姿勢、傍目にも猫背のダラッとした姿勢よりもずっと印象が明るく、スマートに見えますよね。
インナーマッスルが鍛えられると、筋肉がついてこの姿勢をキープするのも楽になり、いつの間にか意識せずとも美しい姿勢を手に入れることができていることに気づくはずです。
驚きの効果④ 肩こりや腰痛が軽減する!
身体にとって理想的な姿勢は、不調がなくなる姿勢でもあります。
椅子に座っている時よくやりがちな、骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まって肩が前に出た「猫背」の姿勢。
これは、背中まわりの血流が悪くなって肩こりの原因となる姿勢なのです。
また、下腹の力が抜けて骨盤が前に倒れた「反り腰」の姿勢。
これは、腰に大きな負担がかかり、腰痛の原因となる姿勢です。
バランスボールの上に座り続けるための姿勢をキープし続けるには、腹筋と背中周りの筋肉をバランスよく使い続ける必要があるので、血流が滞らず肩こりは軽くなり、腰にも負担がかからないので腰痛も起こりません。
椅子代わりにバランスボールに座るだけで、しつこく心を悩ます身体の痛みも軽減させることができるんですね。
驚きの効果⑤ 便秘が解消される!
バランスボールに座って理想的な姿勢をとることで、身体の外側だけでなく、内臓にも負担のない状態をキープすることができます。
内臓もベストパフォーマンスを発揮しやすくなり、便秘の大きな原因である大腸の下垂や骨盤のゆがみも解消されていくので、便秘が治った!という声もよく聞かれます。
驚きの効果⑥ 身体のゆがみが整う(骨盤矯正も)!
日常生活では、身体の使い方の癖、右利き、左利きなど、様々な要因で、どんな人もある程度偏った身体の使い方をしています。
そのために、ほとんどの人は大なり小なり骨格がゆがんでいるのが普通の状態となってしまっています。
ですが、丸いバランスボールの上に座り、転げ落ちないようにバランスを取ろうとすると、左右均等に筋肉を使わざるを得なくなるんですね。
そうすることで身体のゆがみが自然に整い、鍛えられた体幹が、その位置をキープしてくれるようになります。
もちろんこの働きは、「ゆがみ」と言えば一番気になる人の多い「骨盤」にも作用しますので、骨盤矯正にも効果を発揮してくれます。
驚きの効果⑦ 疲れにくい身体になる!
バランスボールに座ることで骨格が整い、筋肉のバランスが整うと、血液の循環がよくなります。
血液循環がよくなると、身体に溜まった老廃物が外へ出ていきやすくなり、疲れにくくアクティブに動ける身体を手に入れることができます。
驚きの効果⑧ 脳が活性化する!
バランスボールに座っている時、実は脳が働いているのをご存じでしょうか。
脳の中に、バランス感覚を司る、小脳という器官があります。
この小脳が、身体のグラつきを立て直そうとして働き、その周辺の血行が良くなるのです。
すると脳により多くの酸素と栄養が送り込まれ、脳が活性化するというわけです。
認知症予防などにも、バランスボールに座ることは効果があるんですね。
まとめ
バランスボールに「座るだけ」で得られる8つの驚きの効果、いかがでしたでしょうか。
巷に健康器具は溢れているけれど、どれを購入したって、毎日トレーニングを続けることができなければ何の意味もありません。
「毎日トレーニングする」のはハードルが高くても、「毎日椅子代わりに座るだけ」なら…?
…うん、なんだかできそうですよね。
部屋の隅に転がっている、または押し入れの中で肥やしになっているバランスボールを持ってきて、椅子と取り換えるだけでいいのですから。
明日から、と言わず、ぜひ今日から始めて効果を実感してみてくださいね。